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2011年3月 2日 (水)

はさみ(布切り用)

こんにちは玉木覚です

表具作業に使う道具の紹介と言うことで、今回は『はさみ(布切り用)』を紹介しますこのはさみは、普通の事務用のはさみとは見た目も切れ味も大きさも一味違いますよ。お裁縫をやっている方はご存知かも知れませんね

1 ←はさみ(布切り用)

2 ←刃の拡大

なんとも言えない威圧感と言うかオーラと言うか、「いかにも私がはさみだ」と言わんばかりの存在感です実際に使っているところはこちらです。

4 ←布を切っているところ

布を切るときは、よく切れるはさみを使います。そこでやりがちなのが『押し切り*(通称)』ですが、布を切るときにこれをやってしまうと布の繊維を引きずってしまうので、切り口がきれいじゃなくなります。ですので、事務用のはさみで紙などを切るときと同じように、「チョキチョキ」と布を切っていきますまた、布を切るときは基本的には「布の目(繊維の通り方)」に沿って切ります。無地の布の場合ですとあまり問題にならないのですが、柄の布の場合「布の目(繊維の通り方)」に沿って布を切らないと後々困ることになりますので・・・

(*押し切り(通称):はさみをチョキチョキと動かして物を切るのではなく、はさみの刃を開いた状態で固定してグイグイと刃を紙や布に押し付けて切る切りきり方のことを、私は『押し切り』と呼んでいます。みなさんは何と呼んでいるのでしょう?)

では、布を切る様子の一部始終をどうぞ

6 ←切り始め(無地の布ですが、念のため「布の目(繊維の通り方)」を確認します。)

3_3 ←切り始め(別アングルから)

4_2 ←しっかりとはさみをチョキチョキ動かして布を切っていきます。

5 ←チョキチョキして裁断が無事完了です。

写真でお気付きの方もいると思いますが、このはさみは結構でかいです。刃の長さは約11 cmです。慣れるまでは使うのが大変ですが、慣れてしまえば大きな刃でガンガン切れるのでとても便利です。一家に一台、強い味方ですね

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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