« ポイントカード | トップページ | 買って早々に »

2011年4月 5日 (火)

近所の桜の様子⑤/水刷毛(追記)

こんばんは玉木覚です

近所の桜の観察日記、第5回目です神戸の桜の満開予報は4月9日です。あと4回寝たら満開の桜を見れますねカウントダウンです

今日の桜は5分咲きと言ったところでしょうか。では、写真です今日はいつもより多めにどうぞ

1

2

3

4

5 ←高い枝にもだんだんと花が咲いてきました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

水刷毛のお話の続きです

「噴霧器が無かった時代は、どうやって墨がある部分に水分を与えていたのか?」という疑問に関してです

噴霧器が無かった時代は水刷毛で仕事をしていたそうです。水刷毛は噴霧器とは違って紙や布に水分を与えるときに『撫でる』という動作が必要なので、墨や顔料で書や絵を書いた紙に水分を与えてのばすときは、噴霧器で水分を与えるのとは別の意味で注意していたようです。(作品をのばすときは作品の裏側から水分を与えてのばしますが、水刷毛で墨や顔料がある部分を『撫でる』と刷毛目(刷毛が通った痕)が生じる可能性がありますので

場合によっては、裏向けた作品の上に薄い紙を敷いて、その紙の上から水刷毛で撫でることもあったようです。(この場合は作品と水刷毛の間に紙が存在するので、刷毛目を防ぐことができます。)

噴霧器を使った場合ですと、、「噴霧して紙に水分を与える→刷毛(シュロ刷毛など)で紙をのばす」といったように2つの工程に分かれます。よって、噴霧したときの水分で墨や顔料の上を刷毛(シュロ刷毛など)で撫でても大丈夫なのか(刷毛目が生じないかどうか)の判断がある程度できます。

また、作品の表に水分を与えたい場合は噴霧器だと「シャーッ」とスプレーするだけですが、水刷毛の場合だとそうはいきません。水刷毛に適量の水を含ませておき、水分を与えたい紙や布の前で水刷毛を「シャシャッ」と振ってその飛沫でもって水分を与えていたらしいです。噴霧器が使える現在では作品の表に水をすることはそれほど難しくありませんが、水刷毛しかなかった時代ではとても難しい作業だったんだろうなぁ、と想像してしまいます。

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

« ポイントカード | トップページ | 買って早々に »

文化・芸術」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 近所の桜の様子⑤/水刷毛(追記):

« ポイントカード | トップページ | 買って早々に »