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2011年6月26日 (日)

この掛軸の形式は

こんばんは玉木覚です

今日の神戸は雨が降ったり止んだりの不安定な天気でした晴れ間が覗いているのに雨が降っている、という不思議な天気を経験しましたよ~

夕方からは潮風が吹いていました。この潮風は梅雨から夏の時期特有のものなのでしょうか。この時期の夕方になると、神戸港に近いこの地域では海の香りがします。この潮風が吹くと『今年も夏がやってくるなぁ』といったふうに季節の移り変わりを感じます

~~~閑話休題~~~

さて、昨日までは『草の行』という掛軸について、一文字⇒中廻⇒天地の順にその部分のお話と布の紹介をしました

一口に掛軸といってもその形式(種類)はたくさんあります。今日からはその掛軸の形式をちょっとずつですが紹介していこうと思います

*:このブログで紹介する分類や名称は一般的に使われているものであり、絶対的なものではありません。一つの形式に複数の名称が付いている場合がありますのでご注意ください。このブログではそのあたりも出来る限り紹介します

掛軸の形式は今思いつくだけでも、『真の真』、『真の行』、『真の草』、『行の真』、『行の行』、『行の草』、『草の行』、『草の草』、『丸表具(袋表具)』、『二段文人仕立』、『明朝仕立』、『デザイン表具(創作表具、造形表具)』があります。暗号みたいでパッと聞かされただけではなんのことか分かりにくいですよねこれらはいずれも掛軸の形式を表しています。

具体的には、真の三つの形式(、『真の真』、『真の行』、『真の草』)は「仏表具」として、行の三つの形式(『行の真』、『行の行』、『行の草』)は「大和表具」として、草の二つの形式(『草の行』、『草の草』)は「茶掛」としてそれぞれ親しまれています。こう書くと少しはイメージが湧くでしょうか。

例えば「仏表具」は『南無阿弥陀仏』と書かれた本紙(作品)のまわりに、金襴(金色の糸で模様を描いた布)で装飾を施した掛軸です。

1 ←仏表具の例(アングル悪くてすみません)

文字で真の何タラとか書くよりもよりも、写真で紹介したほうが分かりやすいですね

これから写真交じりで掛軸の形式を紹介していきますので、お楽しみに~

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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