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2011年11月25日 (金)

表展作品のメイキング21 <付廻し、その5>

こんばんは玉木覚です

今日も付廻しの作業の紹介です。今日の記事は、付廻しの紹介の5回目です。

注:こちらに簡単に『付廻し』を紹介しています。よろしければご覧ください。⇒「掛軸の作成工程」

今回作った掛軸はこちらです(写真1)。

5_2  ←写真1 今回作った掛軸

前回までで、掛軸上部のパーツ(写真2)、作品に柱の布を付廻したパーツ(写真3)、掛軸下部のパーツ(写真4)を作りました。

9_2  ←写真2 掛軸上部のパーツ

6_2  ←写真3 作品に柱の布を付廻したパーツ

5  ←写真4 今回作った掛軸下部のパーツ

では、今日の本題に入りましょう。今日は、掛軸上部のパーツ(写真2)、作品に柱の布を付廻したパーツ(写真3)、掛軸下部のパーツ(写真4)を付廻します(ジョイントします)。この三つのパーツを付廻す(ジョイントする)ことで、大分見た目が掛軸らしくなります。

まずは写真3に写っている、「作品に柱の布を付廻したパーツ」の上下にはみ出している表具布をカットします。写真5は、上下にはみ出している表具布をカットした後です。

1  ←写真5 上下にはみ出している表具布をカットした後

ここからは一気に、掛軸上部のパーツ(写真2)、作品に柱の布を付廻したパーツ(写真5)、掛軸下部のパーツ(写真4)を付廻します。

写真6ではすでに、『掛軸上部のパーツ(写真2)』と『作品に柱の布を付廻したパーツ(写真5)』の付廻しが完了しています。写真6では、掛軸下部のパーツを付廻す(ジョイントする)最終的な位置を確認しています。

2  ←写真6 掛軸下部のパーツを付廻す(ジョイントする)最終的な位置を確認しているところ

位置を確認したらオッケーだったので、掛軸下部のパーツを付廻しました(写真7)。

3  ←写真7 掛軸下部のパーツを付廻したところ

これで、掛軸上部のパーツ(写真2)、作品に柱の布を付廻したパーツ(写真5)、掛軸下部のパーツ(写真4)の三つが付廻されました(三つのパーツがジョイントされました)。それが写真8です。

4  ←写真7 掛軸上部のパーツ(写真2)、作品に柱の布を付廻したパーツ(写真5)、掛軸下部のパーツ(写真4)の三つが付廻されたところ。

これで見た目が掛軸らしくなってきました。次回は、掛軸の左右の不要な表具布をカットします。さらに掛軸らしくなりますよ。

お楽しみに~

<おまけ>

余談ですが、作品周りの筋(写真1の筋1)の太さは5厘と決めていました。そこで、三つのパーツを付廻す(ジョイントする)ときは、作品周りの筋(写真1の筋1)の太さが5厘になるように、覆輪定規を使って付廻しをしました。

(『覆輪定規』が「???」な方は、参考程度にこちらの記事をご覧ください。⇒『2010年11月 9日 (火) 表展作品のメイキング⑯(覚ver.)<付廻ししますよ、その5>』

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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