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2011年11月30日 (水)

表展作品のメイキング23 <付廻し、その7>

こんばんは玉木覚です

ちょっと間が空いてしまいましたが、今日も付廻しの作業を紹介します。

注:こちらに簡単に『付廻し』を紹介しています。よろしければご覧ください。⇒「掛軸の作成工程」

前回の記事では、掛軸上部のパーツ・作品に柱の布を付廻したパーツ・掛軸下部のパーツの三つを付廻した後の左右の余分な表具布をカットしました(写真1はカット前、写真2はカット後)。

4_2_2  ←写真1 左右の余分な表具布をカットする前

5  ←写真2 左右の余分な表具布をカットした後

さて、今日は左右の余分な布をカットした部分に筋の布(写真3の筋2の布)を付けていきます。

5_2  ←写真3 掛軸の全体像

では、材料を紹介します。材料は薄いベージュの無地の布です。この布を筋として使えるように幅2分(約6.1 mm)にカットしました(写真4)。

2  ←写真4 筋2に使う布を、幅2分(約6.1 mm)にカットしたところ

では、このカットした布を掛軸の左右に付廻していきます(付廻しは、パーツを付けていく作業だと思ってください)。付廻す手順は、次の要領でおこないました。

『①掛軸の裏の筋を付廻す(付ける)部分に糊を付ける。⇒②筋の布を付廻す糊しろが一定の幅になるように定規を置く。⇒③定規に沿って筋の布を付廻す。』

上の手順を繰り返して、掛軸の左右に筋の布を付廻しました。写真5は、上の手順③の定規に沿って筋の布を付廻したところです。

3  ←写真5 定規に沿って筋の布を付廻したところです。

そして、無事に掛軸の左右に筋の布を付廻すことができました(写真6)。写真2は筋の布を付廻す前ですので、良かったら見比べてみてください。

4   ←写真6 掛軸の左右に筋の布を付廻したあと。

次回は今回付廻した筋の布(筋2)の外側に表具布を付廻します。もう少し付廻しの話題が続きますが、気長にお付き合いくださいませ

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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