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2011年11月 2日 (水)

表展作品のメイキング⑧ <布の切り出し>

こんばんは玉木覚です

今日は「布の切り出し」について紹介します

よくよく考えたら「布の切り出し」についてはブログ記事で紹介していなかったかもしれません。表具布の準備などに比べたら「布の切り出し」という工程は地味な内容です。しかし、これはこれで重要な工程ですのでご覧ください。

まず、布を切り出す為に使う道具は「はさみ」です。このはさみですが、事務用に使うものよりも鋭い切れ味を持っています。

Tools64  ←布の切り出しに使うはさみ

お裁縫をする方や布を扱う方には、馴染みのあるはさみだと思います。このはさみを使って布を切り出していきます。

実際に布を切り出している様子はこちらです。

1_3  ←布をカットしているところ。

2_2  ←布をカットしているところ。

布をカットするときは布の繊維の目に沿って切ります。この写真を例に挙げますと、少し分かりにくいですが、写真の手前から奥に向かって繊維の目が通っていることが見えますでしょうか。この繊維の目に沿って布をカットしていきます。こうすることで布を歪んでカットすることを防ぎます。

今回は無地の布ですが、柄の布の場合でも今回と同様に布の繊維の目に沿ってカットします。このお話はまた別の機会に紹介します。

また、はさみは「ちょきちょき」と刃を動かして布をカットします。はさみの刃を開いた状態で固定して刃を押し付けて切るきり方(通称:『押し切り』)は、布の繊維を引きずってカットすることになりますので切り口がきれいではなくなります。

次回は布の柄を合わせる工程を紹介します。これは、裏打ち(肌裏)をする為の下準備です

おたのしみに~

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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