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2012年1月24日 (火)

裏打ちの紙①

こんばんは玉木覚です

今日からちょこちょこと裏打ちに使う紙の紹介をします。かなりマニアックかつ地味なネタですね

表装(表具)と紙は切っても切れない関係ですので、いつかちゃんと紙の紹介をしようと思っていました。でも、紙と一口に言ってもとてもたくさんのものがあります。紙の例を挙げますと、コピー用紙、メモ用紙、新聞紙、本や雑誌に使われている紙、ティッシュペーパー、画仙紙、間似合紙、そして裏打ち紙などなど、とてもたくさんあります。ですので紙面の関係上、紙のお話といっても概論には触れずに、表装(表具)と関わりのあるものから幾つかに焦点を絞って紹介をしようと思いました。

最近のブログでは掛軸のメイキング記事を載せることが多かったので、それと関連するように裏打ち紙を紹介しようと思いました。裏打ち紙といってもたくさんの種類があります。今回は、メイキング記事に登場した裏打ち紙を交えながら裏打ち紙の種類を紹介していきます。

紹介と言ってもあまり難しい専門的な話は抜きにして、写真を交えながらできるだけ感覚的・直感的に感じていただけるような表現を心掛けていきます。ですので、私の主観的な部分が少々混じったりしますが、ご了承ください(専門的なお話は適宜、オマケ記事として載せます。)

ここからが今日の本題です

裏打ち紙を使うケースとして掛軸を例に挙げますと、掛軸には三回の裏打ちが施されます。一回目の裏打ちは肌裏、二回目の裏打ちは増裏、三回目の裏打ちは総裏と呼ばれます(⇒こちらに簡単に説明しています。)。メイキング記事をご覧になった方は、これから紹介する裏打ち紙を肌裏・増裏・総裏とそれぞれ対応させていただくとイメージしやすいと思います。(*注:これから紹介する裏打ち紙は、掛軸を作るとき以外にも使います。これから書く記事は、これらの紙の用途の一例であり、用途を限定するものではありません。)

ざっくりとですが、裏打ち紙には次のようなものがあります(写真1、写真2)。同じ銘柄(『京美人』など)でもよく見ると「薄口」や「中肉」と書いてありますね。これは何のことでしょう?

また、肌裏・増裏・総裏に使われる紙の違いって何でしょう?

次回からちょっとずつ紹介していきますね。

1  ←写真1 裏打ち(肌裏)に使われる紙

2  ←写真2 裏打ち(増裏)に使われる紙

お楽しみに~

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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