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2012年7月26日 (木)

屏風の紹介⑧(棚下屏風)

こんばんは玉木覚です

今日は『棚下(たなした)屏風』の紹介をします

今日の屏風はちょっとマニアックかもしれません。『棚下(たなした)屏風』の棚下とは、床脇で装飾として使われる屏風です。(『棚下(たなした)屏風』は、地袋の代わりの装飾に用いるので、『棚下屏風』を使うときは、床脇には地袋が無い場合になります。)

:床脇とは、床脇棚のことです。袋戸棚(天袋・地袋)と違棚(ちがいだな)をそう呼びます。ちなみに、地袋は無い場合もあります。ややこしいですが、このあたりは色々あるみたいです。

『棚下屏風』は六曲屏風がほとんどであり、松や竹や草花の絵が描かれていたりと綺麗なものが多いです。

『棚下屏風』の寸法は本来は決まった寸法はありません。しかし、一般的には違棚下の幅の寸法が『棚下屏風』の下地の幅の寸法を規制します。例えば、本間(6尺)の場合でしたら、1扇の寸法を1.5尺、仕上げ丈は違棚下の納まりが良いように2尺程度にすることが多いです。

ちなみに、『棚下屏風』は町家方での床の間で多く用いられたものといわれています。ここでは、豪華な風俗画が描かれているものもあります。このことから考えると、町家方の『棚下屏風』は棚下とは呼ばれていますが、実際には棚下以外の場所で用いられた(飾って鑑賞した)のかも知れません。

これらのことから、『棚下屏風』は、インテリア(装飾)に特化した屏風であると言えます。

『棚下屏風』の写真をお見せしたかったのですが、発見できませんでした。見つけたときにはこのブログに写真を載せますので、気長にお待ちください。

次回は違う種類の屏風を紹介します。

お楽しみに~

<おまけ>
●玉木楽山堂のHPにも『屏風』に関する記事を載せていますので、よろしければご覧ください。
「屏風について」

●当店では『屏風』の作成・修復なども承っております。また、『屏風』の販売も行っています。よろしければ、こちらも併せてご覧ください。
「屏風のご依頼」
「屏風のご購入」

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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