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2012年7月15日 (日)

雛屏風

こんばんは玉木覚です

今日は前回の屏風の記事の続きです

前回の記事で、この写真を載せました(写真1、写真2、写真3)。

1_4 ←写真1 三曲の屏風(金屏風)

2 ←写真2 サイズを測ってみましょう。

3 ←写真3 サイズを測ってみましょう(拡大)。この屏風を広げたときの横幅は約75 cmです。

今日はこの屏風の正体を紹介します

いきなり答ですが、この屏風は「雛屏風(ひなびょうぶ)」と呼ばれる屏風です。雛屏風という名前を聞くとピンとくる方もいらっしゃると思います。雛屏風とは、雛壇に立てる屏風です。雛人形を雛屏風の前に置くと、雛祭りで見かける様子になります。

雛屏風にはいろいろな種類のものがありまして、今回紹介したものはその一つです。雛屏風は、六曲屏風・四曲屏風・三曲屏風・二曲屏風が使われ、屏風自体は金色をした金屏風であることが多いです。

雛屏風の大きさですが、これもさまざまです。この理由は、雛屏風は雛人形の大きさに合わせて屏風の丈を変えて作るからです。

雛屏風は人間用のものではないですが、その仕様は人間用のものに従っています。(人間用のサイズの屏風をミニチュア化したもの、ということです。)

雛屏風はその使い方から、儀式用・背障(はいしょう)用に特化した役割を持っています。

:背障(はいしょう)用⇒後に立てる(古義の)子の意味。

今回は雛屏風の紹介でした

次回は違う種類の屏風を紹介します。

お楽しみに~

<おまけ>
●玉木楽山堂のHPにも『屏風』に関する記事を載せていますので、よろしければご覧ください。
「屏風について」

●当店では『屏風』の作成・修復なども承っております。また、『屏風』の販売も行っています。よろしければ、こちらも併せてご覧ください。
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表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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