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2012年8月18日 (土)

屏風のお話①

こんばんは玉木覚です

お盆休みが終わって、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今日は「屏風(びょうぶ)」に関するお話を紹介します

屏風の種類と用途に関しては、このブログでちょこちょこと紹介して来ましたが、そもそも屏風って一体何なのでしょうか?このあたりのことを紹介します。

1 ←写真1 金屏風の例

2_2 ←写真2 風炉先屏風の例


まずは、「屏風」という言葉の意味について紹介します。『屏』と『風』の意味をそれぞれ調べてみると次のようなことがでてきました。

『屏』・・・ついたて。おおって防ぐもの。しぞけるもの。
『風』・・・空気の流れのこと。あるいは流れる空気自体。(私たちが普段感じている風のことですね

これらの文字の意味から考えますと、「屏風」とは「物をおおって風から防ぐもの。」、「風をしりぞけるもの。」ということになります。これは屏風にとっての基本的な役目のひとつです。つまり、「風除け」ということですね。

ところで、屏風には「風除け」以外にもたくさんの実用的な使われ方をしてきました。例えば、屏風は、防寒用・間仕切り用・道具用・儀式用・背障(はいしょう)用・インテリア・etc...としての役割を持っています。

:背障(はいしょう)用⇒後に立てる(古義の)子の意味。

例えば、屏風を部屋に立てると簡易的な間仕切りや目隠しとして使うことが可能です。その例として、勝手屏風、利久屏風、枕屏風を挙げることができるでしょう。

また、屏風は古くから実用的な家具や道具として、また絵画などの芸術作品・美術品・装飾芸術の表現方法として発達してきました。そういう意味では、「実用的な屏風」と「装飾芸術品としての屏風」というように性格の偏った屏風が存在しています。

このブログでも紹介したきましたように、屏風にはたくさんの種類があります。屏風は上で紹介した役割(防寒用・間仕切り用・道具用・儀式用・背障(はいしょう)用・インテリア・etc...)をひとつの屏風でこなしてしまうようなオールマイティーなものではなく、それぞれの用途に合うものとして存在しています。(このあたりのお話はこのブログの記事(屏風の種類を紹介する記事)をご参照していただければと思います。)

さて、次回はこのお話の続きとして、屏風とお家(建築)の変化について触れていきたいと思います。

お楽しみに~

<おまけ>
●玉木楽山堂のHPにも『屏風』に関する記事を載せていますので、よろしければご覧ください。
「屏風について」

●当店では『屏風』の作成・修復なども承っております。また、『屏風』の販売も行っています。よろしければ、こちらも併せてご覧ください。
「屏風のご依頼」
「屏風のご購入」

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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