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2013年4月 5日 (金)

紙のサイズ(全紙、半切など)

こんばんは玉木覚です

今日は、作品の寸法(紙のサイズ)について少し触れてみたいと思います。

玉木楽山堂のHPの「お買い上げ額のサイズ」のページ「貸し額(レンタル額)のサイズ」のページにはいろいろなサイズを載せていますが、今回の記事ではこれらの中でも「全紙」や「半切」と呼ばれるものにスポットを当ててみたいと思います。

(ご紹介する紙の寸法は一般的な大きさです。だいたいの目安の寸法とお考えください。1尺は約30.3 cmです。)

「全紙」や「半切」という言葉は、紙を購入するときに耳にすることが多いのではないでしょうか。実は、全紙と半切には知っておくと便利な関係があります。

まずは全紙ですが、全紙は一般的にはタテ×ヨコ=4.5尺×2.3尺(図1)となっています。

次に半切ですが、こちらは一般的にはタテ×ヨコ=4.5尺×1.15尺(図2)となっています。

全紙⇒タテ×ヨコ=4.5尺×2.3尺
半切⇒タテ×ヨコ=4.5尺×1.15尺

こうやって数字を並べてみると、全紙と半切のタテの長さは同じ(4.5尺)ですが、ヨコの長さは全紙の長さの半分が半切の長さ(全紙2.3尺、半切1.15尺)になっていることに気付きます。つまり、半切は全紙のサイズの短手を細長く半分に裁断したもの、ということです(図2)。

1_2 ←図1 全紙

3 ← 図2 全紙の短手を半分にすると半切になる。


また、全紙を縦に裁断して、1/4幅(もしくは1/3幅)にしたものを聯(レン)と呼びます(図3)。そして、全紙から聯(レン)を取り去った残りの3/4幅(もしくは2/3幅)のものを聯落ち(レンオチ)と呼びます(図3)。

全紙⇒タテ×ヨコ=4.5尺×2.3尺
聯(全紙の1/4の場合)⇒タテ×ヨコ=4.5尺×0.58尺
聯落ち(全紙から1/4を取除いた場合)⇒タテ×ヨコ=4.5尺×1.72尺

2_4 ←図3 聯と聯落ちの関係


半切のバリエーションには、半切1/2、半切1/3、半切2/3、半切3/4などがありますが、これらは半切の長手をそのサイズに裁断したものになります。

半切(図4)はタテ×ヨコ=4.5尺×1.15尺ですので、例えば半切1/2(図5)でしたらタテ×ヨコ=2.25尺×1.15尺、半切1/3(図6)でしたらタテ×ヨコ=1.5尺×1.15尺、といった具合になります。

4_2 ←図4 半切

5_3 ←図5 半切の長手を半分にすると半切1/2になる。

6_3←図6 半切の長手を1/3にすると半切1/3になる。

次回は、全懐紙系の紙のサイズについて紹介します。

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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