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2014年4月 7日 (月)

表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その4.布の縮取り>

こんばんは玉木覚です

今日は、掛軸のメイキング記事です。

前回の記事では、布の柄合わせをしている様子を紹介しました(写真1)。

P8310064  ←写真1 布の柄合わせが出来たところ

今日は、布の縮取りをしている様子を紹介します。
☆布の縮取りに関しては、こちらの記事もご参照ください。布の縮取りをする理由は、こちらの記事に譲ります。『2011年11月 4日 (金) 表展作品のメイキング⑩ <布の縮み取り>』

この工程では、前回の記事で柄合わせをした布に十分な水分を与えて、その状態でしっかりと乾燥させます。

では、早速作業の様子です。

まずは、作業台の上に、柄合わせが出来た布を置きます。そして、霧吹きを使って布に水分を与えます(写真2)。

1 ←写真2 霧吹きを使って布に水分を与えようとしているところ(これから霧を吹くところです。)

霧を吹くときには、布に対して均一に十分な水分が行き渡るように注意します。布に水分の多い部分と少ない部分があると、布の縮取りが不均一になります。そうなると、折角合わせた柄が歪んでしまったり、裏打ちの工程で布に肌裏を入れたときに布にシワが生じる原因になります。ですので、水分は布に対して均一なるようにまんべんなく与えます。

:十分な水分と書きましたが、どれだけ水分を与えたら十分なのかという疑問が生じると思います。「十分な水分」は布によって異なるので、一概には言えません。あえて表現するなら、「布がかなりしっとりとする水分量」でしょうか。(^-^;

写真3、写真4は、布に十分な水分を与え終わったところです。

2 ←写真3 布に十分な水分を与え終わったところ

 

3 ←写真4 布に十分な水分を与え終わったところ

この状態で、しっかりと乾燥させます。

これで、肌裏を入れるために行う布の下準備は完了です。

次回は、肌裏に使う裏打ち紙の準備を紹介します。

お楽しみに~

<おまけ>

過去のブログ記事にも「布の縮み取り」に関して紹介しているものがありました。よろしければ、こちらもどうぞご覧ください。⇒『2010年10月23日 (土) 表展作品のメイキング⑥(覚ver.)<肌裏の準備と柄合わせ>』

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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