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2014年9月20日 (土)

表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その23.座金と鐶(かん)の取り付け>

こんばんは玉木覚です

今日は掛軸のメイキング記事です。ちょっと間が空いてしまいましたので、今日の本題に入る前に前回の記事を振り返っておきます。

前回の記事では、掛軸に風帯を取り付けました(写真1)。具体的には、裁縫で使う縫い針と糸を使って風帯を掛軸の上端に結いつけました(写真2)。

☆前回の記事はこちらです。⇒『2014年9月 7日 (日) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その22.風帯の取り付け>』

11  ←写真1 掛軸に風帯を取り付けたところ

9  ←写真2 掛軸に風帯を結いつけているところ(縫い針と糸を使っています。)

今日の記事では、掛軸の八双に座金と鐶(かん)を取り付けます。

☆座金と鐶(かん)の取り付けは、こちらの記事もご参照ください。⇒『2011年12月18日 (日) 表展作品のメイキング35 <座金と鐶の取り付け>』

今回使った座金と鐶(かん)はこちらです(写真3、写真4、写真5)。

<補足>
座金と鐶を掛軸の八双に取り付けたあと、鐶の丸い部分に紐を結いつけます。

5  ←写真3 上:座金 下:鐶(かん)

6  ←写真4 座金の拡大

7  ←写真5 鐶(かん)の拡大

では、早速取り付けていきましょう。

まずは、座金を取り付ける位置を決めます(写真6)。

1  ←写真6 座金を取り付ける位置を決めているところ

座金を取り付ける位置が決まったら、キリを使って八双に鐶を打ち込むための穴を開けます(写真7)。

2  ←写真7 キリを使って鐶を打ち込むための穴を開けているところ

写真8は穴を開けたところです。

3  ←写真8 穴を開けたところ

穴を開けたら、その穴に鐶を打ち込みます(写真9)。この時に鐶を金鎚で叩くのですが、そのまま叩いては鐶の穴が潰れてしまいますので、金鎚で叩いても鐶の穴が潰れないように、鐶の穴にポンチなどを入れておきます。写真9では、鐶の穴にポンチを入れています。

4  ←写真9 キリで開けた穴に金鎚で鐶を打ち込んでいるところ

しっかりと鐶を打ち込めたら完成です。この調子で、もう一組の座金と鐶も取り付けます。写真10は、二か所に座金と鐶を取り付けたところです。

10  ←写真10 二か所に座金と鐶を取り付けたところ

これで、座金と鐶の取り付けができました。

次回は本日取り付けた鐶に紐を結いつけます。

掛軸の完成まで、あと一歩です。

お楽しみに~

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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