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2014年12月15日 (月)

表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その6.肌裏に使う裏打ち紙の準備>

こんばんは玉木覚です

掛軸のメイキング記事をお送りします。今回のメイキング記事の掛軸は、こちら(写真1)です。

1  ←写真1 メイキング記事で紹介する掛軸(真ん中に写っている掛軸)

前回の記事では、布の縮取の様子を紹介しました。写真2は布に噴霧器(スプレー)で水分を与えているところ、写真3は水分を与えた布を乾燥させているところです。

☆前回の記事は、こちらです。⇒『2014年12月12日 (金) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その5.布の縮取り>』

2_2_2  ←写真2 布に噴霧器(スプレー)で水分を与えているところ

6_2  ←写真3 水分を与えた布を乾燥させているところ

今日の記事では、肌裏に使う裏打ち紙を準備する様子を紹介します。
☆⇒『2014年4月17日 (木) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その5.裏打ち紙(肌裏)の準備>』

:肌裏とは、掛軸を作る工程で一回目に行う裏打ちのことです。掛軸が完成するまでに、裏打ちを3回行います。一回目の裏打ちは「肌裏(はだうら)」、二回目の裏打ちは「増裏(ましうら)」、三回目の裏打ちは「総裏(そううら)」といいます。

☆肌裏に使う裏打ち紙の準備に関する記事は、こちらにもあります。ご参考程度にご覧ください。
『2011年10月31日 (月) 表展作品のメイキング⑦ <裏打ち紙(肌裏用)の選定>』
『2012年10月28日 (日) 表展作品のメイキング記事 その6 (布の切り出しと肌裏紙の準備)』

肌裏に使った紙は、美濃紙です。紙の厚みは、薄口と極薄の二種類を使いました。(裏打ちするものの厚みや硬さによって、薄口と極薄を使い分けました。)

☆裏打ちに使う紙に関する記事は、こちらをご覧ください。
『2012年1月24日 (火) 裏打ちの紙①』
『2012年1月28日 (土) 裏打ちの紙②』
⇒『2012年2月 1日 (水) 裏打ちの紙③』
⇒『2012年2月 4日 (土) 裏打ちの紙④』
『2012年2月 7日 (火) 裏打ちの紙⑤』
『2012年2月13日 (月) 裏打ちの紙⑥』
『2012年2月19日 (日) 裏打ちの紙⑦』

では、裏打ち紙を準備する様子を紹介します。

裏打ち紙を準備するときは、裏打ち紙の大きさを裏打ちするものよりも少し大きめにして準備します。例えば、布に裏打ちをする場合でしたら、その布よりも少し大きめの裏打ち紙を準備します(写真4、写真5、写真6)。

2_2  ←写真4 布の裏打ちに使う裏打ち紙を準備したところ(布よりも裏打ち紙の方が少し大きいです。)

3_2  ←写真5 布の裏打ちに使う裏打ち紙を準備したところ(布よりも裏打ち紙の方が少し大きいです。)

4_2  ←写真6 布の裏打ちに使う裏打ち紙を準備したところ(布よりも裏打ち紙の方が少し大きいです。)

同様にして、肌裏を入れる布および作品に使う裏打ち紙を準備します(写真7)。

5_2  ←写真7 布および作品に使う裏打ち紙を準備したところ

これで、肌裏に使う裏打ち紙の準備ができました。

次回は、実際に肌裏の作業に入ります。

お楽しみに

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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