« 2015県展 | トップページ | 第32回読売書法展 »

2015年7月20日 (月)

表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その24.風帯作り①>

こんばんは玉木覚です

今日は掛軸のメイキング記事です。

写真1は、今回のメイキング記事で作っている掛軸です。写真1の掛軸を作っている様子を、メイキング記事として紹介しています。

1  ←写真1 メイキング記事で紹介する掛軸(真ん中に写っている掛軸)

前回の記事では、八双を取り付ける様子を紹介しました(写真2)。
☆前回の記事は、こちらです。⇒『2015年7月 5日 (日) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その23.八双の取り付け>』

8  ←写真2 八双を取り付けているところ

今日は、掛軸に取り付ける風帯を作っている様子を紹介します。風帯を作る工程は、数回の記事に分けてお送りします。
☆風帯を作っている様子は、こちらの記事もご覧ください。
『2014年8月14日 (木) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その19.風帯を作る①>』
『2014年8月24日 (日) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その20.風帯を作る②>』
『2014年8月27日 (水) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その21.風帯を作る③>』

☆風帯については、こちらの記事をご参照ください。⇒『2011年6月16日 (木) 風帯(ふうたい)』

今回作った風帯は、写真3のタイプと同じように掛軸の上辺から二本垂らすタイプのものです。

1  ←写真3 風帯

遠目からはわかりませんが、この風帯は二つの布を組み合わせて一本の風帯を構成しています。つまり、風帯を作るためには二種類の布が必要です。ちょっと専門的になりますが、風帯の表面に来る布を「風帯表」、風帯の裏面に来る布を「風帯裏」と呼びます。風帯は、風帯表と風帯裏を一つに組み合わせて作ります。

ここからは風帯表と風帯裏に使う材料を紹介します。

風帯表には、掛軸の一文字に使った布と同じ布(金襴)を使いました(写真4の下)。また、風帯裏には、掛軸の天地に使った布と同じ布(魚子(ななこ))を使いました(写真4の上)。

1  ←写真4 上:風帯裏  下:風帯表

風帯に使う布(風帯表、風帯裏の両方)の準備が出来たら、必要なサイズにカットしていきます(写真5、写真6)。

2  ←写真5 風帯に使う布をカットしているところ

3  ←写真6 風帯に使う布をカットしているところ

写真7は、布を必要な大きさにカットし終えたところです。写真7の上二本が風帯裏、下二本が風帯表に使う布です。

4  ←写真7 上二本が風帯裏、下二本が風帯表に使う布

これで、風帯表と風帯裏に使う布の準備が出来ました。この布をこのまま組み合わせて風帯にしたいところですが、そういうわけにはいきません。

次回の記事では、写真7の布に手を加える様子を紹介します。

お楽しみに~

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

« 2015県展 | トップページ | 第32回読売書法展 »

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 2015県展 | トップページ | 第32回読売書法展 »