« 門戸厄神です☆ | トップページ | 今年も、えべっさんです☆ »

2017年1月16日 (月)

屏風のメイキング記事<その7.上張り(布貼り)>

こんばんは玉木覚です

今日は、屏風のメイキング記事です。

写真1の背景に写っている屏風が、今回の記事で紹介する屏風です。
屏風のサイズは、延し広げた状態で約60 cm ×約60 cmです。屏風としては比較的小型のサイズなので、ちょっとしたインテリアとして使いやすいです。

1  ←写真1 今回作る屏風

前回の記事では、骨下地に浮(ウケ)をかける様子を紹介しました。
写真2は、骨下地にウケをかけているところです。
☆前回の記事は、こちらです。⇒『2017年1月10日 (火) 屏風のメイキング記事<その6.ウケかけ>』

55  ←写真2 骨下地にウケをかけているところ

☆このメイキング記事では、屏風が出来るまでの雰囲気をお伝えすることが第一の目的です。よって、その雰囲気を優先してお伝えするために、専門的なお話は割愛しています。その点をご了承の上、ご覧くださいませ。

今日の記事では、前回の記事で紹介したウケの上に布を貼っていきます。

布は、屏風を折りたたんだ時に内側に来る面(作品を張る面)と、屏風を折りたたんだ時に外側に来る面に貼ります。

まずは、布を貼りこむ前に、作品と作品を張る面に使う布を確認しておきましょう。

作品はこちらです(写真3)。

1  ←写真3 作品(桜の写真)

写真4は、屏風を折りたたんだ時に内側に来る面(作品を張る面)に貼る布を選んでいるところです。作品が桜なので、かわいい感じのピンク色の無地の布を使うことにしました。

2  ←写真4 屏風を折りたたんだ時に内側に来る面(作品を張る面)に貼る布を選んでいるところ

続いて、屏風を折りたたんだ時に外側に来る面に貼る布ですが、これは紺色の布を選びました。

それぞれの布をウケの上に貼ると、次のようになります。

まずは、屏風を折りたたんだ時に内側に来る面(作品を張る面)にピンクの布を貼ったところです(写真5)。

3  ←写真5 屏風を折りたたんだ時に内側に来る面(作品を張る面)にピンクの布を貼ったところ

続いて、屏風を折りたたんだ時に外側に来る面に紺色の布を貼ったところです(写真6、写真7)。
写真7では紺色の布が少したるんでいるように見えますが、これは布を貼ってすぐの状態なので、糊の水分でウケと布がのびているためです。屏風をしっかりと乾燥させたら、このたるみは無くなります。

4  ←写真6 屏風を折りたたんだ時に外側に来る面に紺色の布を貼ったところ

5  ←写真7 屏風を折りたたんだ時に外側に来る面に紺色の布を貼ったところ

これで、屏風を折りたたんだ時に内側に来る面と外側に来る面に、布を貼る工程ができました。

次回の記事では、屏風のフチを準備します。
屏風の完成までもう少しです。

お楽しみに~

表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

« 門戸厄神です☆ | トップページ | 今年も、えべっさんです☆ »

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 屏風のメイキング記事<その7.上張り(布貼り)>:

« 門戸厄神です☆ | トップページ | 今年も、えべっさんです☆ »