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2017年2月24日 (金)

神戸市技能奨励賞の作品のコンセプト

こんばんは玉木覚です

前回の記事で、神戸市技能奨励賞の報告会に提出した掛軸を紹介しました。
☆掛軸の詳細(材料やサイズ)に関しては、前回の記事をご参照ください。⇒『2017年2月21日 (火) 神戸市技能奨励賞の発表』

今回の掛軸を作るにあたって最も重要視したことは、「掛軸を手軽に気軽に楽しんでもらうこと」です。しかし、このコンセプトだけでは範囲が広すぎるので、その次に「洋風建築でも楽しめること」と「小さなスペースでも楽しめること」というコンセプトを付け足して、掛軸のイメージを絞りました。

なぜ、「掛軸を手軽に気軽に楽しんでもらうこと」を最も重要視したかというと、近年、掛軸や襖や屏風などのインテリアや間仕切りは、身近ではないものというイメージが一般的に定着しているように感じるようになったからです。
実際に、友人知人から特に掛軸・屏風に関しては、「あまり身近ではないもののように感じる。」といった意見を聞くことがあります。

(なぜ、表具(特に掛軸・屏風)に関して一般的にこのようなイメージを持たれているのかという原因に関する分析は、長くなるのでここでは割愛いたします。このことについては、別の機会に譲りたいと思います。)

そのような意見を聞く中で、表具をもっと身近に感じてもらえるようにできないかと思うようになりました。そして、表具をもっと身近に感じてもらう方法の一つとして、自分が持っている衣服や作品を使って表具をやってみたらどうか、と思うようになりました。衣服を掛軸や屏風に仕立てる手法は昔からありますので、今回はその技術を現代版にアレンジしたものです。

今回の発表会では掛軸に絞って発表を行いましたが、今後は掛軸以外にもいろいろなものを作っていく予定です。ちょこちょこ作っては、このブログで紹介する予定です。どんなものができるか、お楽しみにしていてください。

以下、神戸市技能奨励賞の報告会に提出した三幅の掛軸です。

①チューリップをモチーフにした掛軸

この掛軸は、チューリップの写真を作品に用いて作りました。
表具布には、百貨店で販売されている一般的なストール(綿50% + 麻50%)を用いました。
完成した掛軸のサイズ 丈 102.5 cm ×幅 37.8 cm(幅は軸先を除きます。)

2  ←チューリップを作品にした掛軸


②ポートタワーをモチーフにした掛軸
この掛軸は、ポートタワーの写真を作品に用いて作りました。
表具布には、百貨店で販売されている一般的なストール(綿100%)を用いました。
完成した掛軸のサイズ 丈 102.5 cm ×幅 29.3 cm(幅は軸先を除きます。)
6_2  ←ポートタワーを作品にした掛軸


③神戸大橋をモチーフにした掛軸
この掛軸は、神戸大橋の写真を作品に用いて作りました。
表具布には、百貨店で販売されている一般的なスカーフ(絹100%)を用いました。
完成した掛軸のサイズ 丈 66.2 cm ×幅 28.3 cm(幅は軸先を除きます。)

9  ←神戸大橋を作品にした掛軸


表具師 玉木楽山堂

http://www.tamakirakuzando.com/

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