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2018年1月

2018年1月31日 (水)

第37回 尼崎芸術文化協会 芸文美術展

展覧会のご案内です。

『第37回 尼崎芸術文化協会 芸文美術展』が下記の要領で開催されます。

皆様、お誘い合わせの上、ぜひ足をお運びください。

*入場無料

『第37回 尼崎芸術文化協会 芸文美術展』

【会期】 2018年2月10日(土)~ 2018年2月18日(日) 10:00~17:00(入館は16:30まで)

【会場】 尼崎市総合文化センター 4階、5階

     兵庫県尼崎市昭和通2丁目7-16

<お問い合わせ>
06 (6487) 0806
尼崎芸術文化協会 事務局

表具師 玉木楽山堂

https://www.tamakirakuzando.com/

2018年1月28日 (日)

氷です!

こんばんはmoon1玉木覚ですhappy01

なんだか寒いなぁ、と思っていたら、ウチのお店の前にある蹲の水が凍っていました。
毎年、二月に入ったくらいに凍っていたような気がするので、今年は氷が張るのが数日早いような気がします。
1_2  ←蹲の水が凍っています。
2_2  ←蹲の水が凍っています。
私は寒いのが苦手なので、氷が張るような寒い時期は早く過ぎ去ってほしいものだと思っているのですが、冬を楽しむためには一年に数日は氷が張るような寒い日があった方が良いのかな、なんて思ったりしました。
これから、二月に向けてまだ気温が低くなっていくそうです。
そして、今年もインフルエンザが流行っているそうです。
体調を崩さないようにして、冬を楽しく過ごしたいですねflairsnow

表具師 玉木楽山堂

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2018年1月25日 (木)

表展作品のメイキング記事(青年競技大会 ver.)<その7.八双と軸木の作製>

こんばんはmoon2玉木覚ですhappy01

今日は、メイキング記事の続きです。

このメイキング記事では、2015年の表展の青年競技大会に出品した掛軸(写真1)を作っている様子を紹介します。
いつものメイキング記事ですと、掛軸ができるまでの工程を一つ一つ紹介していますが、今回のメイキング記事では、二つから三つの工程を一つの記事にまとめて紹介していきます。

1_3  ←写真1 2015年の表展の青年競技大会に出品した掛軸

前回の記事では、総裏の工程を紹介しました(写真3)。

☆前回の記事は、こちらです。⇒『2018年1月13日 (土) 表展作品のメイキング記事(青年競技大会 ver.)<その6.総裏の準備と総裏>』

12  ←写真3 総裏を入れているところ

今日の記事では、八双と軸木の準備をしているところを紹介します。
八双とは掛軸の上端に存在する木の棒、軸木とは掛軸の下端に存在する木の棒です(図1)。

☆八双と軸木の準備に関しては、これらの記事もご参考にしてください。

『2016年4月 7日 (木) 表展作品のメイキング記事(青年競技大会の部 ver.) <その14.軸木と八双の準備>』

10_2 ←図1 掛軸(裏面)の模式図

では、八双の準備をしていきましょう。

まずは、八双を取り付ける部分の掛軸の幅を測定します(写真4)。

1  ←写真4 八双を取り付ける部分の掛軸の幅を測定しているところ

次に、八双に使う木の棒を用意します。
八双に使う木の棒は、長さが約180 cmで、木の断面は半月の形をしています(写真5)。
写真5の木の棒を、先ほど測定した掛軸の幅に合わせて必要な長さだけカットして使います(写真6)。

2 ←写真5 八双に使う木の棒

3  ←写真6 八双に使う木の棒を必要な長さにカットしたところ(出刃包丁で切り口をきれいに掃除しているところです。)

八双に使う木の棒を準備できたら、八双の木の切り口に貼るための和紙と絹を準備します(写真7)。
ちなみに、この絹は上巻きに使っている絹と同じものです。

8 ←写真7 左は絹、右は和紙

写真8は、八双の木の切り口に和紙と絹を貼ったところです。
ちなみに、八双の木の切り口には、和紙を貼ってから絹を貼ります。

4  ←写真8 八双の木の切り口に和紙と絹を貼ったところ

写真8は片方の切り口に和紙と絹を貼ったところですが、これと同様にしてもう片方の切り口にも和紙と絹を貼ります。

これで、八双の準備ができました。

次は、軸木の準備をしましょう。

まずは、軸木を取り付ける部分の掛軸の幅を測定します(写真9)。

5  ←写真9 軸木を取り付ける部分の掛軸の幅を測定しているところ

次に、軸木に使う木の棒を準備します。

軸木に使う木の棒は、長さが約180 cmで、断面が円形をした木の棒です(写真10)。

6  ←写真10 軸木に使う木の棒

写真10の木の棒を、写真9で測定した掛軸の幅に合わせて必要な長さにカットして使います。

写真11は、今回の掛軸に使った軸先です。
軸先は、軸木の両端に取り付ける部材です。

7  ←写真11 軸先

写真12は、軸木の端に軸先を取り付けたところです。

8  ←写真12 軸木の端に軸先を取り付けたところ

そして、写真13は軸木の両端に軸先を取り付けたところです。

9  ←写真13 軸木の両端に軸先を取り付けたところ

これで、軸木の準備ができました。

次回の記事では、総裏を入れ終わって仮張りでしっかりと乾燥させた掛軸を、仮張りから剥がすところから見ていきましょう。

お楽しみにup

表具師 玉木楽山堂

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2018年1月22日 (月)

霜です!

こんばんはmoon3玉木覚ですhappy01

久しぶりに霜を見ました。
見た場所は、私が住んでいる神戸ではなく、伊勢です。
2_2  ←霜
「霜ぐらいで何を驚いているのか?」と思っている方もいらっしゃると思いますが、私が住んでいる地域では霜を見ることができることはほとんどありません(というか、記憶の限り霜を見たことが無いです)。
早朝に伊勢神宮にお参りに行くと、橋の上には霜がびっしりとついていました。
1_2  ←橋の上には霜がついています。
この霜が太陽光を反射してキラキラと輝く様子は、とても美しかったです。
伊勢神宮では、橋の上に霜がつくことは珍しいことではないらしく、歩行者のために橋の端に歩行者用の滑り止めを敷いた通路が用意されていました。(滑り止めを敷いた通路は、上の写真の二つの影が映っている部分です。)
早朝にお伊勢さんにお参りした特典でしょうか。
ちょっと得した気分になりましたup
3  ←橋の手すりにも霜がついています。

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2018年1月19日 (金)

安志稲荷神社

こんばんはmoon3玉木覚ですhappy01

先日、姫路の安志稲荷神社へお参りに行ってきました。
いきなりですが、さて、これは何でしょう?
1  ←何でしょう?
答えはこちらです。
2  ←こちらが答えです。
人がくぐることができる台座の上に、犬がお座りしています。
今年は戌年ということで、境内には犬の人形(というには大きすぎますね。)が飾られていました。
巨大な人形は、稲穂でできているそうです。
さらに奥へと進んでいくと、もう一体人形があるではありませんか。
3  ←もう一体の人形
近付くとこんな感じです。
4  ←こちらも犬です。
こちらも犬ですが、一体目と違って耳が垂れています。
これはこれでかわいいですね!
この神社にある案内板を見てみると、毎年、その年の干支の巨大人形が奉納されているそうです。どの年の人形も愛嬌があってかわいいです。
5  ←案内板
6  ←案内板
二体目の人形を見た後は、拝殿でお参りをしてきました。
とても良いお参りをさせて頂きました。
とにかく犬の巨大干支人形がかわいらしいです。
巨大干支人形は3月末まで見ることができるので、気になる方は見に行ってみてくださいね☆
*安志稲荷神社の詳細情報は、安志稲荷神社のウェブサイトをご覧ください。⇒http://www.anji-kamojinja.com/event/

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2018年1月16日 (火)

えべっさんです!

こんばんはnewmoon玉木覚ですhappy01

先日、えべっさん(西宮神社)にお参りに行ってきました。
えべっさんといえば、「商売繁盛で笹もってこ~い!」という声が聞こえてきそうです。

えべっさんに行ってきたのは、残り戎の11日です。
阪神電車の西宮駅に着いたのは、夜の八時前。
えべっさん最終日の夜なので人は少ないと思っていたのですが、甘かったです。
駅の周辺こそ人は少なかったものの、西宮神社に近付くにつれてどんどんと人が多くなっていきます。

1  ←西宮神社に入る前の案内板

2  ←西宮神社の由緒の紹介

神社の境内に入ると、すさまじい人、人、人です。
人が多すぎて、ほとんど前に進むことができませんsweat01
やっとのことで古笹を神社にお返しして、拝殿へと進もうとするのですが、とにかく進みません。

3  ←境内に入ったところ

4  ←拝殿に向かう途中

拝殿に向かう途中には手水舎があるのですが、人が多すぎて近づくこともできませんでしたcoldsweats01

人の流れに身を任せること約30分、やっとのことで拝殿の入り口に到着しました。

5  ←拝殿の入り口

拝殿には毎年大マグロが奉納されています。
もちろん今年も大マグロは奉納されていますので、大マグロに会いに行くために大マグロに続く専用の入り口に並びました。

大マグロの専用入り口に並ぶこと約10分。
拝殿の中は、ビールやカニなどたくさんの品が奉納されていました。

6  ←たくさんのビール

7  ←カニなど

そして、最後に大まぐろが登場です。
今年もとても巨大でしたよ!

8  ←大まぐろ

大まぐろに硬貨を貼り付けた後は、拝殿でお参りして商売繁盛と家内安全をお祈りしてきました。

もちろんこのあとは福笹も購入しました。

拝殿から出口までの間にはいくつかの摂社、末社があるのですが、そちらにもお参りして、最後にあらえびす様(えべっさんの荒御魂)にもお参りをしてきました。

帰り道ではお土産にたい焼きを購入して帰路につきましたnote

今年も良いお参りをさせて頂きました。

良い一年にするぞっ!

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2018年1月13日 (土)

表展作品のメイキング記事(青年競技大会 ver.)<その6.総裏の準備と総裏>

こんばんはmoon3玉木覚ですhappy01

今日は、メイキング記事の続きです。

このメイキング記事では、2015年の表展の青年競技大会に出品した掛軸(写真1)を作っている様子を紹介します。
いつものメイキング記事ですと、掛軸ができるまでの工程を一つ一つ紹介していますが、今回のメイキング記事では、二つから三つの工程を一つの記事にまとめて紹介していきます。

1_3  ←写真1 2015年の表展の青年競技大会に出品した掛軸

前回の記事では、耳折りの工程を紹介しました(写真2)。

☆前回の記事は、こちらです。⇒『2018年1月 4日 (木) 表展作品のメイキング記事(青年競技大会 ver.)<その5.耳折り>』

111  ←写真2 耳折りを行ったところ
今日の記事では、総裏の準備と総裏を行っている様子を紹介します。
:掛軸が完成するまでに合計で3回の裏打ちを施します。一回目の裏打ちを『肌裏』、二回目の裏打ちを『増裏』、三回目の裏打ちを『総裏』と呼びます。こちらに簡単に紹介していますので、よろしければご覧ください。⇒「掛軸の作成工程」
☆総裏の準備と総裏の様子は、こちらの記事もご覧ください。

☆総裏の準備については、こちらの記事もご参考にしてください。
『2015年4月13日 (月) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その16.総裏の準備その1>』
『2015年4月21日 (火) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その17.総裏の準備その2>』

<追記>
総裏に関する記事に関しては、下のリンクの記事も併せてご覧ください。
『2011年12月 3日 (土) 表展作品のメイキング26 <総裏の準備、その1>』
『2011年12月 5日 (月)  表展作品のメイキング27 <総裏の準備、その2>』
『2011年12月 6日 (火) 表展作品のメイキング28 <総裏の準備、その3>』
『2011年12月 9日 (金) 表展作品のメイキング29 <総裏>』
『2014年6月 9日 (月) 表展作品のメイキング記事(一般の部 ver.) <その12.総裏>』

では、総裏の準備を見ていきましょう。

こちらが、総裏に使う材料(袋、上巻き、宇陀紙)です。

袋(写真3)は、八双と軸木を掛軸に取り付けるために必要な材料です。
写真3ではロール状になっていますが、この状態から必要な長さをカットして使います。
☆袋に関しては、こちらの記事をご覧ください。⇒『2011年12月 6日 (火) 表展作品のメイキング28 <総裏の準備、その3>』
1  ←写真3 袋
上巻き(写真4)は、掛軸を巻き仕舞った時に一番外に来る部分(掛軸の裏面の上部)に使われるものです(写真5)。
上巻きは、絹を裏打ちしたものです。
写真4ではロール状の上巻きが写っていますが、実際に使う時はロールから必要な分だけカットして使います。
2  ←写真4 上巻き
4  ←写真5 掛軸の裏面
そして、上巻きと同じ素材を使って、軸助けを作ります(写真6)。
軸助けは、掛軸に軸木を取り付けている部分が傷まないように補強する役割を担っています。掛軸のどの部分に軸助けを取り付けるのかは、後に紹介します。
8  ←写真6 軸助け
最後に、総裏の裏打ち紙である宇陀紙を紹介します(写真7)。
宇陀紙はサイズが大きくないので、総裏に使う時は数枚の宇陀紙を継いで裏打ちを入れることになります。
数枚の宇陀紙を継いで使うとは言っても、そのまま使って継ぐのではなく、喰い裂きという加工を行ってから使います。
喰い裂きを作っている様子は、次で紹介します。
3  ←写真7 宇陀紙
ここからは、宇陀紙に手を加えて喰い裂きを作る様子を紹介します。
喰い裂きとは、写真8の右のように、紙の繊維が引き出された状態です。
裁ち切りと喰い裂きを見比べるとこのようになります(写真8)。

8  ←写真8 裁ち切りと喰い裂き

総裏では、喰い裂き同士を繋げて宇陀紙を継いでいくことによって、宇陀紙のつなぎ目を目立たなくします。

では、喰い裂きを作っていきましょう。
まずは、喰い裂きを作る部分に刷毛で水分を与えます(写真9)。
4  ←写真9 喰い裂きを作る部分に刷毛で水分を与えているところ
次に、水分を与えたところをヘラで擦ります(写真10)。
5  ←写真10 水分を与えたところをヘラで擦っているところ
最後に、ヘラで擦ったところを手でちぎります(写真11)。
6  ←写真11 ヘラで擦ったところを手でちぎっているところ
これで、喰い裂きができました。
同様にしてもう片側にも喰い裂きを作ると、写真12のようになります。
写真12の状態に加工した宇陀紙を使って、総裏を行います。
7  ←写真12 宇陀紙に喰い裂きを作ったところ
では、ここからは総裏を行っている様子を見ていきましょう。
まずは、袋を掛軸の上端と下端にセットします。
写真13は、掛軸の上端に袋を取り付けたところです。
掛軸の上端の袋には八双を、下端の袋には軸木を取り付けます。
(八双と軸木を取り付ける様子は、後の記事で紹介します。)
9  ←写真13 掛軸の上端に袋を取り付けたところ
次に、上巻きに糊をつけて(写真14)、掛軸の上部に裏打ちを入れます
このとき、『上巻き(絹)』が八双を取り付けるための袋を覆うようにします。
:掛軸上部のみ、『宇陀紙』ではなく『上巻き』で裏打ちされることになります。)
10  ←写真14 上巻きに糊をつけているところ
上巻きで掛軸の上部に裏打ちを入れたら、続いて宇陀紙で裏打ちを入れます。
写真15は、上巻きで掛軸の上部に裏打ちを入れた次に、続いて宇陀紙で裏打ちを入れたところです。
12  ←写真15 上巻きで掛軸の上部に裏打ちを入れた次に、続いて宇陀紙で裏打ちを入れたところ
宇陀紙を使って掛軸の下部まで裏打ちを入れたら、仮張りに掛けてしっかりと乾燥させます(写真16)。
このときに、掛軸の下部の端に軸助けを取り付けておきます(写真17、写真18)。
15  ←写真16 総裏を入れた掛軸を仮張りで乾燥させているところ
13  ←写真17 軸助けを取り付けたところ
14  ←写真18 軸助けを取り付けたところ
これで、総裏ができました。
総裏を入れた掛軸は、仮張りに掛けた状態(写真16)でしっかりと十分に乾燥させます。
もしも乾燥が不十分な状態で掛軸を仮張りから剥がすと、掛軸がヨレたり波打ってしまったりして仕上がりがとても悪くなってしまいますので、注意が必要です。
次の記事では、八双と軸木を準備している様子を紹介します。

お楽しみに~up

<おまけ>

お気付きの方もいらっしゃると思いますが、総裏に使った『宇陀紙』はアルファベットのHの形に加工して使っています(写真12)。これは、総裏を入れ終わった後に『宇陀紙』の継ぎ目部分を外れにくくする役目を担っています。H型の出っ張った部分同士が重なることによって、『宇陀紙』の継ぎ目が外れにくくなります(写真19)。

12  ←写真19 H型の出っ張った部分同士が重なっている部分

表具師 玉木楽山堂

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2018年1月10日 (水)

お正月の書写山

こんばんはmoon2玉木覚ですhappy01

お正月に姫路の書写山に行ってきましたflair
去年のお盆の時期に書写山に行っているのですが、この時はめちゃくちゃに暑くもなく比較的に過ごしやすい気温だったことを覚えています。
さて、今回は一月なのでかなり厳しい冷え込みを覚悟して行ったのですが、それほど寒くもなく過ごしやすい一日でした。
この日はロープウェーで山に登り、そこから徒歩で摩尼殿に向かうことにしました。
0  ←ロープウェーからの景色
1  ←山上駅(ここから歩きます。)
2  ←円教寺方面に歩きます。
天候は晴れ、寒くもなかったので、家族連れや外国人観光客がたくさん訪れていました。
円教寺方面に歩いていると、途中の会館の門に門松が飾ってありました。
まさにお正月ですねsun
4  ←門松
さて、歩くこと20分くらいでしょうか。
円教寺の摩尼殿に到着しました。
6  ←円教寺の案内
円教寺の案内の近くでは、たき火が設けられていました。
みなさん、たき火の近くで暖を取っていらっしゃいました。
しかし、たき火って数メートルまで近づくとめちゃめちゃ暑いですね。
5  ←たき火
たき火であたたまった後は、摩尼殿にお参りをしてきました。
摩尼殿の中では、とてもたくさんの人がお参りをしていました。
今回も摩尼殿の中や軒などをじっくりと見てきましたが、やはり美しいなぁ、と思いました。
昔の技術でどうやってこの建物を作ったのか、とても興味があります。
摩尼殿の周りに目を移すと、その見える風景は前回(去年のお盆)に来た時とは違って緑が少なく、書写山の冬の厳しさを垣間見たような気がしました。
7  ←摩尼殿
8  ←摩尼殿
帰り道は来た時とは違う道を通って、ロープウェーの山上駅まで徒歩で帰りました。
葉のない木々が多く、視覚的に冬を感じることができました。
9  ←帰り道
次回は、春の時期にゆっくりと来てみたいです。

表具師 玉木楽山堂

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2018年1月 7日 (日)

第34回 西宮書道協会展

展覧会のご案内です。

『第34回 西宮書道協会展』が下記の要領で開催されます。

皆様、お誘い合わせの上、ぜひ足をお運びください。

『第34回 西宮書道協会展』

【会期】 2018年1月9日(火)~2018年1月14日(日) (10時から17時、最終日16時まで)

【会場】 西宮市立市民ギャラリー (2・3階)

      兵庫県西宮市川添町15番26号

1_4

1

<お問い合わせ>
展覧会部長 大林義典
TEL:078-856-3365

表具師 玉木楽山堂

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2018年1月 4日 (木)

表展作品のメイキング記事(青年競技大会 ver.)<その5.耳折り>

こんばんはmoon1玉木覚ですhappy01

今年も玉木楽山堂のブログをよろしくお願いいたします。

今日は、メイキング記事の続きです。

このメイキング記事では、2015年の表展の青年競技大会に出品した掛軸(写真1)を作っている様子を紹介します。
いつものメイキング記事ですと、掛軸ができるまでの工程を一つ一つ紹介していますが、今回のメイキング記事では、二つから三つの工程を一つの記事にまとめて紹介していきます。
(☆今日のメイキング記事は、紙面の都合で耳折りのみの一つの工程とさせていただきます。)

1_3  ←写真1 2015年の表展の青年競技大会に出品した掛軸

前回の記事では、付廻し(切り継ぎ)の工程を紹介しました(写真2)。

☆前回の記事は、こちらです。⇒『2017年11月19日 (日) 表展作品のメイキング記事(青年競技大会 ver.)<その4.付廻し(裏切り継ぎ)の続き、その2>』

99  ←写真2 付廻し(切り継ぎ)の工程ができたところ
今日の記事では、耳折りの工程を紹介します。
耳折りの工程では、掛軸の左端と右端の不要な部分を切り落としたのちに、掛軸の左端と右端の布を折り返して、耳と呼ばれる部分を作ります。
では、今日の作業に入りましょう。
はじめに、掛軸の左右の不要な部分を切り落とします。
まずは、掛軸を正面から見た時の右側からカットしましょう(写真3、写真4)。
1_3  ←写真3 不要な部分を切り落とすために、定規をセットしたところ
2  ←写真4 不要な部分を切り落としたところ
次に、不要な部分を切り落としたところから内側に約3 mmのところにホシツキ(千枚通し)を使ってカタを付けます(写真5)。
このカタを折れ目にして布を折ります。

:表具布には二枚の裏打ち(肌裏と増裏)が入っていますので、結構硬くなっています。そこで、ホシツキを使って折れ目を付けることで、布を折り返しやすくします。

3  ←写真5 ホシツキ(千枚通し)を使ってカタを付けているところ
カタを付けた状態を表から見ると、写真6のようになります。
(カタは表からはわかりませんねsweat01
4  ←写真6 写真5の掛軸を表から見たところ
これで、掛軸を表から見て右側にホシツキでカタを付けるところまでできました。
掛軸を表から見て左側も、写真3、写真4、写真5と同じ要領で、作業を行います。
写真7は、掛軸の左側と右側の両方ともホシツキでカタを付けたところを表から見た様子です。
5  ←写真7 掛軸の左側と右側の両方ともホシツキでカタを付けたところを表から見た様子
ここまでできたら、次はホシツキで付けたカタで布を折り返していきましょう(写真8、写真9、写真10)。
6  ←写真8 ホシツキで付けたカタ
7  ←写真9 ホシツキで付けたカタで布を折り返しているところ
8  ←写真10 布を折り返したところ
布を折り返したら、折り返した部分に糊をつけて折り返した布を接着していきます(写真11、写真12、写真13)。
写真12の折り返した布を接着した部分を耳と呼びます。
9  ←写真11 折り返した部分に糊をつけているところ
10  ←写真12 折り返した布を接着しているところ
11  ←写真13 折り返した布を接着したところ(折り返した布を接着した部分が耳です。)
これで、片側の耳折りができました。
これと同じ要領で、もう片方の耳折りも行います。
写真14は、両方の耳折りができたところを表からみた様子です。
12  ←写真14 両方の耳折りができたところを表からみた様子
これで、耳折りの工程が完了しました。
次回の記事では、三回目の裏打ちである総裏を行っている様子を紹介します。
お楽しみに~note

表具師 玉木楽山堂

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2018年1月 1日 (月)

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

本年もスタッフ一同、お客様に喜んでいただけますよう努めて参ります。
皆様にとって良い一年になりますように、お祈り申し上げますnotes

1_2  ←新春の網干の海辺

表具師 玉木楽山堂

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