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2018年2月24日 (土)

表展作品のメイキング記事(青年競技大会 ver.)<その9.座金と鐶(かん)の取り付け>

こんばんはmoon2玉木覚ですhappy01

今日は、メイキング記事の続きです。

このメイキング記事では、2015年の表展の青年競技大会に出品した掛軸(写真1)を作っている様子を紹介します。

いつものメイキング記事ですと、掛軸ができるまでの工程を一つ一つ紹介していますが、今回のメイキング記事では、二つから三つの工程を一つの記事にまとめて紹介していきます。

1_3  ←写真1 2015年の表展の青年競技大会に出品した掛軸

前回の記事では、掛軸に軸木と八双を取り付ける様子を紹介しました(写真2)。

☆前回の記事は、こちらです。⇒『2018年2月18日 (日) 表展作品のメイキング記事(青年競技大会 ver.)<その8.軸木と八双の取り付け>』

10  ←写真2 掛軸に八双を取り付けたところ

今日の記事では、八双に座金と鐶(かん)を取り付ける様子を紹介します。

☆座金と鐶(かん)の取り付けに関しては、こちらの記事もご参照ください。⇒『2016年8月20日 (土) 表展作品のメイキング記事(青年競技大会の部 ver.) <その24.座金と鐶(かん)の取り付け>』

今回使用した座金と鐶(かん)は、写真3のものです。

<補足>
座金と鐶を掛軸の八双に取り付けたあと、鐶の丸い部分に紐を結いつけます。座金は、装飾と補強の役割を担っています。

1  ←写真3 上:鐶(かん) 下:座金

では、早速、鐶(かん)と座金を取り付けていきましょう。

まずは、八双に鐶(かん)と座金を取り付ける位置を決めます。

そして、鐶(かん)と座金を取り付ける位置を決めたら、キリを使って鐶を打ち込むための下穴を開けます。

2  ←写真4 キリを使って鐶を打ち込むための下穴を開けているところ

次に、写真4で開けた下穴に座金を差し込みます。
そして、金鎚で鐶の頭を叩いて鐶をキリで開けた穴に打ち込んでいきます(写真5)。
このときに、
鐶の丸い部分にポンチを入れておきます。こうすることで、金鎚で鐶の頭をたたいた時に鐶の丸い部分が潰れることを防ぎます。

3  ←写真5 金鎚で鐶の頭を叩いて鐶をキリで開けた穴に打ち込んでいるところ

このようにして、鐶と座金を八双に取り付けていきます。
鐶には掛軸を吊るすための紐を取り付けますので、掛軸を吊るした時に鐶が抜けてしまわないように、鐶をしっかりと八双に取り付けます。

写真6は、八双に鐶と座金を取り付けたところです。

4 ←写真6 八双に鐶と座金を取り付けたところ

これで、八双に鐶と座金を取り付けることができました。

次回の記事では、鐶に紐を取り付けていきます。

掛軸の完成まではもう少しです。

次回の記事も、お楽しみに~note

表具師 玉木楽山堂

https://www.tamakirakuzando.com/

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